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茅ちゃん日記

世の中のこと、思うことをつづります

反対続出だったのに 「安倍晋三小学校」スピード認可の謎 / 日刊ゲンダイより転載

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疑惑の解明が必要だ(右は私学審議会の議事録)/(C)日刊ゲンダイ
疑惑の解明が必要だ(右は私学審議会の議事録)/(C)日刊ゲンダイ

 

 評価額9億5600万円の国有地を実質200万円で手に入れ、日本初の神道小学校「瑞穂の國記念小學院」を建設中の森友学園大阪市)。土地取引の不可解な経緯に加え、この学園が運営する塚本幼稚園では、ヘイト文書を保護者に渡したり、幼児虐待の疑いまで浮上するなど、教育施設としてふさわしいのかという問題もある。小学校経営の認可が下りたこと自体が疑問だ。

■私学審議会の議事録を入手

 学園が、当初は校名を「安倍晋三記念小学校」にするはずだった「瑞穂の國記念小學院」の認可を大阪府に申請したのが2014年10月。この年の12月に開かれた大阪府私立学校審議会の定例会で、認可の可否が議論された。日刊ゲンダイが入手した私学審議会の議事録(14年12月18日)を見ると、委員からも森友学園に対して疑問の声が相次いでいたことが分かる。

 

   まず、審議会は〈(塚本幼稚園は)非常に問題がたくさんございまして、運営の内容にその保護者が非常に疑問をお持ちになっておられて、どうもおかしいんじゃないかということをおっしゃっておられたり、我々は知っておる〉と、いわくつきの学園であることを認識していた。

 新設の小学校についても、道徳が50時間もあり、それとは別に「特別活動」が1、2年生では150時間あるカリキュラムが問題視された。

〈先日も安倍首相の奥さまをお呼びされたり、そういった結構独特と言いますか、教育勅語を子どもたちが覚えてそれを唱えされたりとか……〉〈小さな子供たちで判断(力)がまだない時に非常に色濃い教育をされているかなという気がして違和感が……〉と、教育内容に対する懸念の声が上がったのだ。

 財務状況や計画見通しの甘さも指摘された。

 

〈借り入れがね、今持っているもの(預貯金等)よりもオーバーしてるわけですね〉

〈初年度から黒字の計算と言うのはすごいなぁと。普通はなかなかないんでね〉

〈2号基本金(将来の設備投資に備えた財源)ゼロやったら計画性はないわな。(中略)バランスシートだけを見たら、思いつきで始めたか、だいたいおかしいんですよこれ。子ども読まれへんような難しい漢字でね〉とまぁケチョンケチョンなのだ。あまりに問題が多いため、当然ながら認可は保留。ところが、約1カ月後に臨時会が開かれ、一転して「認可適当」と答申したのである。

■認可のプロセスは「異例の連続」

 その臨時会(15年1月27日)の議事録でも、委員からは認可に反対する声が上がっている。

〈ありえないような内容ばかり〉

 

〈(認可すれば)提出された資料が妥当であると認めることになる〉

〈何かあった場合には何故認可したのか、という話になってくる〉――。

 それなのに、なぜ認可を与えたのか。

「認可のプロセスも国有地取得の経緯も異例の連続で、何か大きな力が働いたのではないかと考えざるを得ない。国民が納得できる説明が必要です」(この問題を追及している民進党福島伸享議員)

 気になるのは、臨時会で「私学審でOKが出れば、国有地の借り上げ申請の許可が下りるのか」と委員から聞かれた事務局側が、こう答えていることだ。

〈条件付きで認可しかるべきとなりますと、国は契約に走ると、そういう手はずになっています〉

 最初から認可ありきで話が進んでいたことをうかがわせる。シナリオを描いたのは誰なのか。