茅ちゃん日記

世の中のこと、思うことをつづります

遺産相続トラブル...その1

このところよく丸の内に行きます

デートではありません

たしかに相手はかわいいお嬢さんですが

知的な弁護士さんです

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昨年の四月に亡くなった義母・被相続人には三人の相続人がいる

長女、二男(わたしの夫)、三男

 

その長女がつけた池袋の弁護士から

2014/3/18

「ご連絡書(遺産分割協議案)」が送られてきた

「ご連絡書」というタイトルで

しかも印鑑なしの文書

賢いですね

弁護士としては

「この文書になんの責任ももちませんよ」と宣言しているかのよう

すべて「○○子氏の依頼に基づき、以下のとおりご連絡します」とある

また、宛名は二男と三男連名になっていた

つまり長女が二男と三男に提案したとなっている

 

この「ご連絡書(遺産分割協議案)」に対して

わたしたちは少なくとも次の二つの疑義をもった

疑義の1は「××(二男)に生前贈与がなされたと主張されているが、事実無根である」こと

疑義の2は「○○子(長女)は母の介護についての貢献に対する寄与分を主張しているが、実態は老人虐待に近いものと思われる」こと

 

このふたつの虚偽の姉の主張による結論は以下のような分割案に

長女が36分の23

二男には36分の4

三男には36分の9

当方(二男)への憎悪むき出しの驚くべき比率!

(当方):(姉+弟)=4:32=1:8

二男には全体の9分の1ということだ

 

 

売られた喧嘩は買わなければなりません

金のないわたしたちも弁護士をつけました

丸の内にある明るい法律事務所を代理人に

 

2014/4/16

こちらの弁護士がやったことは

「当職らは、××氏の遺産分割協議につき委任を受けましたのでご連絡します」・・・

「提案内容を検討させていただくにあたり、相続財産に関する資料一式を弁護士事務所に送って下さい」と相手方に「受任通知」を送ったこと

もちろん担当弁護士3人の氏名に押印して

 

物事の真偽をあきらかにするには

前提条件を明確にしておかなければならないことは

弁護士でなくとも誰でも知っている

前提条件を開示して下さいというのは当然で拒否できるはずがない

しかし、その回答がふるっていた

 

 

2014/4/25

「下記事項をご連絡します」と「ご連絡書」がきた

「○○子氏に致しましては、××氏(戸籍上二男の夫)がかかる分割案に同意して頂ける場合であれば、

資料を送付する意向」

「二男△△郎氏(戸籍上は三男だが・・)は・・・上記分割案に従わない場合、△△氏は、かかる××氏の虚偽の主張を一切許さない考えである旨の報告を受けております」

 

 

なんだ脅しか?!う~ん

三男は同意したってことか

4:9:23の9でしかない三男が同意したということは

そっか、すでに現金でもらってあるということか

長女も現金ではたったの200万足らずしかもらわないということは

すでに預貯金を下ろして、すでに自分の口座に振り込んであるということか

そもそも遺産の範囲になるベースの資料を開示したくないというのは、どうもくさい

開示するとまずいことがあるんだね

 

相手方の弁護士は

「開示すべきだと姉を説得したが、全く意志が固く応じようとしないので、そちらで資料を集められては」と言ったと聞く

 

2014/5/1

そこで当方は連休に入る前にと5月1日から動き始める

まずは義母の本籍である野田市に行って、戸籍謄本をとる

以前、姉の介護がひどく、またわたしたちへの嫌がらせもひどかったので

義母に後見人をつけようと資料を集めたことがあり

そのとき義母の本籍が野田にあることを知った

今回はそのおかげで無駄足もなくスムーズに行った

役所の中に法務局の出先があったので、そこで野田の物件についても調べることができた

地番しかわからなかったので、住所を教えてもらった

そのとき「ああ、この土地には最近家を新しくされたオガワミツオさんが住んでおられます」

と窓口の人が教えてくれた

やっかいな「低地」物件が2つ、相続に入っていること判明

飛び地だったので苦労したが、なんとか県営住宅の向かいにある家とその隣の古屋のある土地と判明

なぜ、義母はこんなやっかいな土地をもっていたのか

生きているうちにその家を買い取るか、あるいは土地を買ってもらうべきだったのに

 

わたしの両親は、戦後焼け野原になったとき、家の裏に隣人が勝手に家を建ててしまったので

期限付きの契約を結び、なおかつ、後代のやっかい事になると思い

バブルのときに500万円を渡して、その古屋を買い取っていた

 

なぜ、義母もきちんとそうしたことをしなかったのだろうか

購入年月日を調べると、野田の養母が亡くなった頃なので

やっかいな「低地」物件を押しつけられたのではなかろうか

相続財産になるが、売ることもできない遺産になるので

「低地」は忌み嫌われるはずであるのに

 

2014/5/2

次は預貯金の「残高」と「取引の履歴」と「貯金等照会の調査」依頼のため

ゆうちょ銀行、りそな銀行みずほ銀行等に出向く

「身分を証明するもの」と「実印と印鑑証明」、親子関係を証明する「双方の戸籍謄本」を持参して

その結果

いずれの金融機関でも名義人の死亡を知らず、この時点で口座が閉鎖されることになった

りそな銀行は姉弟が住む家の公共料金の引き落とし銀行になっていたので

弁護士を通して、その旨を伝えてもらう

 

2014/5/12

丸の内の弁護士事務所で打ち合わせ

これ以上、相手方は譲歩もしないし、自ら調停にもかけないというので、

早期解決を望むこちらが調停申し込みをすることにする

また、裁判まで行きそうなので、その間の相続税の延滞料が派生するので

相続税の申告をしようとなる

分割して手続きをとるのかどうか、そのあたりを相手方の弁護士に聞こうということになる

結果、相手方の池袋の弁護士事務所は不動産のことを専門にやっているらしく

税理士の免許もあるので、40万+消費税 を支払ってくれるなら

当方の分も一緒に申告してあげましょうと

冗談じゃない、利害関係が背反する相手方の弁護士なんかに43万2千円も支払いたくない

それにわたしは、実の両親のときもすべて法務局の手続きから何から何まで自分でやった

遺産分割協議書から、登記まで、何度も法務局に足を運んで教えてもらい

結果、書類完成後は田舎の法務局まで出しに行った

交通費と宿泊代で10万はかかったけれどね

で、当然今回も自分たちでやることに決定

 

2014/5/15

「取引の履歴」が送られてきて判明したことは

国債や定額貯金が満期になるや、1週間ぐらいで姉が現金化していること

郵便局過去6年間だけでもその額は1千万円にはなること

推察するに、姉の口座に入れたのだろう

時には弟にうるさく言われて、弟にも分けてやっていたのだろう

 

それ以外に生活費として毎月20万程度下ろしている

義母が骨折・入院でいなくなった3年前からはその額も増えている

義母の入院費用はわたしが一括して支払い、姉に半分もってもらっていた

で、義母にはだいたい月8万程度かかっていたことになり

残りは彼らふたりの生活費である

断っておくが、ふたりは人生で一度もきちんと就労経験がない

昼夜逆転の好き放題の生活である

なのに、弟もお金をもち、自由に書籍を購入したりしている

昨年の火葬式の日

畳も見えなくなっている家に山のように

図書館にでもありそうな高価な写真入り書籍等が積んであった

 

光熱費の経過を辿ると義母がいなくなってからは

電気の使用量がますます増えている

夜中はずっと起きているのだろうか

 

開示を拒んだ理由もわかる

通帳残高0の通帳記載があったが、なんと満期が来ていない定額貯金があったのだ

ということは・・・株についても記載されていない株がまだあるのかもしれない

いまのところわたしたちには知るよしもないが

口座が閉鎖されたが、姉には事務手続きができるだろうか

事務能力ゼロの姉である

母の死後、

・役所に行って母の葬儀費用をもらうこと

・年金事務所に行って母の未払いの年金をもらうこと

と手紙に書いてやったが、それもいまだやっていないようだから

 

まあ、多額のお金を手に入れて気が大きくなっているのかもね

母が病院にいるとき、

「洗濯物をもっていかないで、不足すると病院でクリーニングに出され、1枚800円も請求されるから」といくら言っても、たかが800円と理解されなかった

働いたことがないので金銭感覚がゼロなんだろう

通帳から引き下ろす額も、最低でも20万、時には200万下ろしている

で、いつも封筒にお金を数センチの厚みで持ち歩いていたのだね

わたしの財布には千円札しか入ってないので、びっくりしたものだ

 

.....まだまだつづくよ